詳細情報 | 結成当初、会場限定で発売した「dadaism #1」(現在完売、入手不可)の続編というテイストでありながら、やはり今回もDADAROMA独自の観点から”何か”を痛烈に批判している曲達が主になっている。 前作「dadaism#1」と明らかに違うのは、この活動した一年を通してその”何か”に隠し切れない絶望感を抱き始めている事が言えるだろう。 1曲目の「ハイアンドロー」で何かを痛烈に批判したかと思えば、最後の曲となる「ルシッド・ドリーム」では「もう僕を終わらせてくれ」と悲しみを乞うテイストで終わる一連の流れを、是非ひとりの人間の”感情”として聞いて頂きたい。前リリースに引き続き今回もメロディアスでジャズテイストな楽曲や、狂気を感じるシャウトばかりで構成された中毒性のある楽曲、音源化は初の試みとなるバラード曲など、今回も6曲を通してDADAROMAらしくなおかつ一回り大きくなった彼らの一枚と言えるだろう。 |